消費税の報道について一考

 今日から、税金に関するちょっとした話題を、私の独断と偏見(?)で意見してみたいと思います。少々言いすぎ、言葉足らずの点があるかと思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。

 まず1日目は今話題のニュースの関連から…

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130424-00000015-ann-pol

 消費税ですねぇ。国民の誰もが消費者である以上避けて通れない税金です。

 しかし消費するには売り手である商売人の方がいらっしゃる。その商売人の方は利益を上げるためにやっています。難しい言葉で言うと「自己の計算において営利を目的に…」ということです。その利益はどこから生じるのでしょうか?
そう、お客さんがお金を払ってくれる商売人にとっての「売り上げ」からしか生じません。消費税の増税は同じものやサービスが3ポイント(将来的にはさらに2ポイント)高くなるわけですから、やはり買い手側からすると「高くなるな」、「財布の紐をしめないと…」と思ってしまうのは仕方の無いことでしょう。
といって商売人は財布の紐を締められると利益の源である「売り上げ」がなくなってしまうわけですからたまりません。

そのため商売人の方はありとあらゆる方法を取ります。
そのひとつが「〇〇セール」です。ここでは「消費税還元セール」ということになります。
これがいけないとなると本当に厳しい。たとえば実質3ポイントあるいは5ポイント増量してもその分価格が同じほど上がっているんですから、消費者心理としては「以前と同じ」としか写りませんよね。「本来もらうべき消費税をもらわず、皆さんとともにがんばっていきますよ」という姿勢とることで、より消費者と近い存在になれるのではないでしょうか。

ニュースにあるような「一律禁止」ともとれることはあってほしくないですね。
法令は行き過ぎた取引が行なわれないように大所高所から見た施策を考えて欲しいものですね。

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at 2013/04/24 17:29:43