利益の作り方は二通りです

みなさん、こんにちは、税理士・行政書士の田戸です。

連休も後半戦となりましたがまだ4日も残ってます。趣味、休息、家族サービスなどそれぞれの意義深いものにお使いでしょうね。私は娘が家にいることが変わったぐらいで…。「まだ」4日も残っていますのでしっかり有意義に使いましょうね。

今日の話題はこの記事から

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130503-00000002-sasahi-bus_all

業界の常識と利益の作り方について考えさせられました。

利益は計算式でいうと次のようにあらわされます

利益=一人(1件)あたり利益×人数(件数)

したがって利益を増やすには一人(1件)あたりの利益を増やすか、売る人数(件数)を増やすかのいずれか、もちろん両方増えていいのですが、が必要となります。

ここですごいと思ったのはその業界ではタブーとまでいかなくてもほとんどの人が見向きもしない方法に挑んだことがすごいと思います。

フランス料理は高い → 客単価が高く取れる → 一人(1件)あたりの利益が大きい → 人数(件数)をたくさん取らなくても目標利益に到達できる  が、従来の方程式。

これに対して記事記載の考え方は、

目標利益を定め → フランス料理が安くてもいいじゃない → じゃあ一人(1件)あたりの利益は少なくなる → では人数(件数)を増やせばいい → 増やすために回転率をどうあげるか工夫すればいい

と、常識の裏を行く戦略をとったことが市場の欲しがる「安いもの」というキーワードと相まって、さらにマスコミ等の宣伝効果も手伝い、大成功に結び付いたのではないかと思います。

株式用語に「人の行く裏に道あり花の山」という言葉があります。
人と同じことをしていては大きな利益を得ることはできない、と勝手に解釈していますが、人の後についていくことは少なくとも先行者利益はないことから本当においしい部分をいただくことは難しいかと思われます。

先行者になることは必ずしも簡単なことではありませんが、記事にあるちょっとした逆転の発想なら今自分の存在する業界でもすることができるのではないでしょうか?

意味の深い記事と感じた次第です。

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at 2013/05/03 11:05:11